
2020.02.06日本で1番早い日の出スポット ~南崎・小富士ツアー~
小笠原諸島にて、宿泊先が存在するのは2つの島です。
竹芝から出港するおがさわら丸が目指す「父島」、父島から2時間、乗り継ぎ到着する「母島」です。
世界自然遺産に登録される大きな要因となった「カタツムリの進化」。
自然が色濃い母島では、現在でも小笠原固有のカタツムリを目にすることができるのです。
今回は、母島にて都道最南端をいく「南崎・小富士」コースへ参加してきました!
日本に数多くある郷土富士の中でも最南端に位置するのが母島の小富士となり、
日本で1番早く日の出を見ることができる郷土富士なんです!
南崎・小富士コースでガイドをしてくれたのは、irie isle(アイリーアイル)の宮川さんです。
都レンジャー(東京都自然保護指導員)の活動として小富士まで行かれることもあるそうですが、おひとりだと1時間半もかからずに登頂されてしまうそうです…!はやい!
今回は上の都道最南端看板から小富士までが2時間強、その後南崎まで行き昼食をとりもどるルートで
ワゴン車での移動を含めると約4時間ほどのコースとなりました!
アーチで迎えてくれたのはオガサワラビロウ。
台風21号は母島で停電や建物の倒壊など甚大な被害を残していきました。
写真のオガサワラビロウも大きく折れ曲がったり枯れている分が多く見受けられました。
オガサワラビロウの大きな葉っぱを使って、昔のこどもたちはある遊びをしていました。現代の子どもたちも校外学習で実際にこの遊びを体験します。さて、一体どんな遊びなのでしょうか?
小富士へ向かう途中に景色がひらけてくる場所があります。
ここは「すり鉢」と呼ばれ、赤土がむき出しになっている傾斜のある土地です。
昔の子どもたちはオガサワラビロウをお尻に敷いて、河川敷のように
このすり鉢をすべって遊んでいたそうです。
現在は立ち入りが制限されておりますが、俄然すべりたさが募った瞬間でした。
すり鉢付近で休憩後、山頂へと向かう道で2種類の生物と出会いました!
紫が色鮮やかな「オカヤドカリ」と葉っぱに擬態しそうな「コガネカタマイマイ」です。
ゆっくり動く彼らをしゃがんでしばらく見守りました。
そしてついに小富士山頂へ!!
眼下に見えるのがこの後向かう「南崎」、奥に見えるのは「向島」です。
小富士からは、上の地図のように諸島をのぞむことができるんです!!
事前に母島観光協会に連絡をすると登頂証明証を発行してもらうことができます(有料)。
登頂した証明はこの看板を使います。
黒い文字部分が出っ張っており、上から紙を当ててクーピーでうつします。
↓ ↓ ↓
この紙を持って母島観光協会へ行くと、無事に登頂証明証をゲットすることができます!
記念になりますので是非事前連絡をして、ゲットしましょう★
小富士からの景色を存分に味わってから向かうは南崎。
\ジャーーーーーーン!!!!/
流木がかっこいい…。
足元にあるのが石だと思った方も多いと思いますが、近付いてみると?
サンゴのかたまりなんです!!サンゴが砕けて砂のようになっているビーチは見たことがありましたが、こんなに大きなまま残っているサンゴで埋め尽くされている様子は初めてでした!
サンゴの上を少し歩いてみると、サンゴ同士がぶつかり楽器のような音がしました。
母島でのトレッキングは、今は遥か遠くとなり忘れてしまっていた
あそびごころをくすぐられる時間となりました♪
母島でのアクティビティ予約は「母島観光協会」が窓口となります。
母島へ宿泊するプランのご案内もナショナルランドで承っておりますので
ぜひお問い合わせください!お待ちしております!